2022年12月ピーク登山コース(深山〜小斎峠 縦走)

12月のピーク登山コースは、亘理地塁山地の深山から小斎峠を縦走しました。

クリスマス寒波の迫るイヴの朝、深山山麓少年の森から登山スタートです!

深山まではとても整備された登山道ですが、、、

最近は危険生物の出現が相次いでいるようですねw


座学の読図課題の復習をしながら深山の山頂を目指します。

途中、景観を損ねる謎のオブジェが多数出てきましたが 笑、標高を上げると見えてくる太平洋は素晴らしいですね!

西高東低・冬型の気圧配置で如何にも吹雪いてそうな蔵王連峰をバックに📷


今回は深山から小斎峠までの稜線を縦走する予定ですので、深山が縦走のスタート地点。

さぁ、先は長いが頑張っていきましょう!

たかぶつ山を越えると、カヲル見晴台という新しい展望所も開設されていました。

ここの山域も日々、進化していますね👀

展望の良いのも金津展望台まで、、、ここからがこの山の本領発揮!?

道は踏まれていますが、藪っぽい箇所が増えてきます💦

大沢山付近の西斜面が皆伐されており、ここら辺だけは歩きやすい&眺めも◉


まぁまぁの藪(といってもちゃんと踏まれてはいる)のアップダウンを繰り返して、、、

本日の主峰・影倉山に到着👏

ここでランチタイムを と思ったら、ミゾレが降り始めてきました、、、

雨具を着込んで立ち休憩、先を急ぎました〜

強い寒気移流のせいで太平洋沿岸まで雪雲が流れ込んできたため、休憩もままならなかった部活のような登山でしたね💧

ご参加の皆様、お疲れ様でした。

この続きは3月のピーク登山コース:小斎峠から鹿狼山の縦走で歩きますので是非ご参加くださいませ♪

登山ガイド/ 気象予報士 五十嵐 潤

2022年12月ピーク登山コース(深山〜小斎峠 縦走)” に対して1件のコメントがあります。

  1. トシ2022 より:

    亘理地塁 深山~小斎峠 縦走
    宮城県南の太平洋沿いに南北に細長い山地(亘理町~山元町~新地町)を縦走しました。この山地は地塁山地といって、ある地層の両側が断層でずれ落ち、中央部だけが残ってできた帯状の珍しい山地です。その一部の縦走となりました。深山は山元町の行政区で海岸側の立地。晴れ、無風、穏やかな気候環境のスタートとなりました。深山を含め300m前後の山々が連なっている低山で東西の展望が太平洋と奥羽山脈が展望できるコースです。深山の山頂へ到達すると気候が急変。西風が強く気温低下、衣服調整です。南下縦走、見通しの悪い藪道、アップダウンの連続と気候の変化などなど、適時対応能力に対する実践と考えた方がいいのかもしれません。
     個人的にスタート地点の山寺館跡石段が気になりました。つまり縦走コースの山名、峠名、地名等には中世以降の歴史が感じられます。地質的には約2億年前赤道付近で形成された堆積岩、変成岩であることも特質すべき地勢です。

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