2023年1月ピーク登山コース(口太山〜白猪森 縦走)

2023年1月のピーク登山コースは、阿武隈山系の口太山と白猪森の縦走に出かけました。

口太山は その昔「朽ち人山」という姥捨山だったとか、

阿古屋の松を探しにきた山陰中納言が化け猿と戦った(諸説あり)とか、

たくさんの伝説が残るうつくしま百名山です。

晴れた冬の朝、日陰は底冷えが厳しい!

準備体操&ルート確認をしてから登山開始です。


駐車場から登山口までアプローチすると、日陰には残雪と霜柱が。

冬の晴天率の高い阿武隈山系とはいえ、ひえひえです〜〜〜

陽のあたる林床の登山道は乾燥した快適な落ち葉歩き♪

伝説の化け猿が転げ落ちたと言われる「猿滑の滝」を横目に、乳子岩へ立ち寄りました。

乳子岩は前述の中納言が化け猿から隠れてやり過ごしたとされる岩小屋ですね👀


順調に標高を上げると、段々と雪山に変わってきましたね。

積雪があると楽しみなのが、動物のフィールドサイン。

足跡の形やパターンから動物の種類や行動を想像するのも楽しいですよね〜♪

ここでは、リスやキツネ、イノシシなどの足跡をたくさん見ることができました👍

さらに、クスサンのまゆ「透かし俵」や、

キツネ?のマーキング跡なども観察できましたよ👀


猿の首取り岩を越えて、迷い平まで上がってきました。

期待していなかった綺麗な雪の里山です✨

そして口太山の山頂に到着〜

西側に安達太良山や吾妻山が顔を出してくれました♬


今回はお隣のマイナー峰・白猪森までの縦走、一度 口太山を下山して夏無沼方面へ抜けました。

草木が生い茂ってまるで夏が無いように涼しいと言われる夏無沼、全面氷結、カチンコチンでした。


車道を横断して、白猪森の登山道へ入ると、次第に道が不鮮明になっていきます。

そもそも、あまり登山の対象にならないようなマイナーな山ですからね〜笑

それでも山頂には看板が設置してありました👌 恐るべし、福島の里山 www

珍しい山頂で記念撮影を〜♩


下山は一部藪をこぎ林道へ。

アジサイやオニグルミの葉痕や、まといを持ったリスの看板などの可愛い山の住民を見ながら下山しました。

ご参加の皆様、お疲れ様でした!!

登山ガイド/ 気象予報士 五十嵐 潤

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です