2021年4月 テーマ登山コース(弁天山・花見山縦走)

新年度最初の登山実習は、テーマ登山コースで福島市の花見山へ出かけました。

今回は「地元の山を再発見!」ということで、我らがFTVカルチャーセンターから歩いて出発!

#目指す弁天山(手前)と花見山への縦走路(奥)

「近所の山」って、近すぎて意外と登山の対象になっていないですよね?

でも実際に行ってみると、これまた意外にもたくさんの発見があって楽しいものですよ〜!

ってことで、あえての裏山へLet’s GO !!!!!!!!!!!

例年ならお花見で賑わう弁天山公園も、コロナの影響、、、

っというよりも、観測史上最速で咲いて満開になって散っていったソメイヨシノのおかげで、ガラガラ(逆に快適)

八重咲きの園芸種だけは葉桜でしたが楽しめました♪

記念写真の時だけは、マスクを外して息を止めて!笑 マスク登山にご協力ありがとうございます。

弁天山山頂で記念撮影📸

初めて来た〜! by 福島市民

おっ、結構 眺めいいじゃん! by 福島市民

これぞ、地元の山の再発見(いや、まだここは公園でしたw)


弁天山を一度下りて、今回の縦走路(しのぶの細道)の入口へ向かうといきなりの急階段!

山登りよりも大変〜〜〜と言いながら粛々と登ります。

トレイルの森は赤松がちも、マツクイムシの影響で立ち枯れや倒木が目立ちます。

キノコたちにとっては天国かもですね〜

ひと登りすると、的場石に到着です。

その昔、福島のシンボル・信夫山から弓の名手/ 那須の何某が稽古の的にしていたといういわれがある大岩です。

(信夫山って結構遠いぞっ!!お主はゴルゴ13かっ!)

阿武隈川による堆積岩かと思っていましたが、火山岩のようでした。

お隣のお社にはお賽銭が、って、一銭玉!? 

(時が止まってますね笑)

今回は、お花見(=桜、カタクリ、シュンラン)山行を想定していたのですが、季節の進行が例年よりも2週間ほど早いようですね。

スミレの仲間や、イカリソウ、チゴユリなど、春2番手のお花が盛りでした〜♪

(ちなみにカタクリはもうすでに実!)

途中、このルートでは貴重な展望が開ける場所でランチタイム〜🍙

安達太良と吾妻の展望が最高〜

(いやいや微妙に曇ってますけど! しかも強風ですけどっ!!)

縦走路は広葉樹が一気に芽吹き出して、もはや新緑登山でしたね〜

これはこれで気持ちが良いから、ヨシっ!

花弁の形が特徴的なナガハシスミレ(俗称:テングスミレ)やリスの食痕(通称:森のエビフライ)など、

足元の小さな自然を発見しながら、花見山に向かいます。

例年はゴッタ返している花見山の頂上展望所も、ほぼ貸切で快適そのもの!

桜は終盤でしたが(いや、時既に遅し)、まだまだ季節のお花が楽しめましたね✨

登山教室で歩いてここに来るとは思いませんでした〜! by 福島市民

いつもとはまた違った花見山を楽しめたテーマ登山でしたね〜

ラストはチューリップと紅葉のような芽吹きを楽しんで、

登山装備で住宅街を軽快にパスし、

雨の降る前にFTVカルチャーセンターに到着、解散!

ご参加の皆様、お疲れ様でした!

登山ガイド 五十嵐 潤

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