2021年4月 ピーク登山コース(川桁山縦走)

4月のピーク登山コースは、猪苗代町の川桁山に登りました。

磐梯山のお向かいにある「うつくしま百名山」ですが、当教室でも なかなか登る機会が無かった方が多かった山でした。

今回は、北側の山の神 登山口から観音寺川への縦走コースにしました。

歩き始めは緩やかなカラマツ林の林道が続きます。

林床には春二番のお花たちがたくさん咲いていました。

体を張ってベストなアングルを狙います笑

今日はお花を愛でつつの楽々ハイキング、、、な筈がないのがピーク登山コース💦

その名も「三十三転ぶ坂」という里山らしい ものすごい急登が出てきます!

雪解け直後の悪い足元もあいまって、なかなか渋い急登でした、、、

急登を登り切ると木々の合間から磐梯山が見えてきました〜

ここから先は快適な尾根歩き♪

山頂へと伸びる素直な尾根をぐんぐん登ります。

尾根上には立派なブナが沢山生えていました。

冬季には、川桁山のとても美しい霧氷を演出します。

20210424 川桁山1

記事は途中だいぶハショリましたが笑、川桁山登頂〜♪


下山は、途中までは往路を戻り、中腹の藪化したわかりにくい分岐からリステル方面へ。

厚い落ち葉がめちゃめちゃ滑る急な尾根を下って行きます。

現在はメインのルートにはなっていないようで、一部は不鮮明な藪パート、マダニもウヨウヨwww

立ち入る人数が少ないせいか、お花は沢山咲いていました。

4月に登るには手応え十分な山でしたが、無事に下山して、ラストは観音寺川の桜を堪能しました🌟

ご参加の皆さま、お疲れ様でした!

登山ガイド 五十嵐 潤

2021年4月 ピーク登山コース(川桁山縦走)” に対して1件のコメントがあります。

  1. トシ2021 より:

    ピーク登山「川桁山」初体験。今年度からFTV登山教室に参加した60代の男性ですよろしくお願いします。川桁山の存在は会津出張や旅行等で猪苗代を通過する際、見かける山としてその存在は認識していました。「どこが山頂で登山ルートは」なんてことは気にしていませんでした。事前の話や準備で山頂への登山目的は当然ですが、その他「川桁山」の成り立ちも気になり、調べたところ川桁断層であることや約2300万年前に隆起して花崗閃緑岩から成り立っている山であることが分かりました。(棚倉構造線の一部)
     登山途中の植物の可憐さや生命力を感じながら山頂へ、途中急峻な坂もありましたが先生やほかの方々の協力もあり何とか登頂することができました。山頂の南側に岩肌が露呈してある箇所がありました。花崗岩系の岩石で浸食をうけ崩れ状態でした所謂「方状節理」だと思います。
    そういえば登る途中にも花崗岩が割れて傾いている巨石を確認しました。下山しきった某リゾートホテル付近の休憩で五十嵐潤先生のザックにマダニを発見、マダニの習性や取り扱いに指導がありました。登山を通して、登山の仕方(技術的な実演)、動・植物生体、地形等多様な経験をした緊張した一日でした。五十嵐潤先生、五十嵐理沙先生、受講者の方々ありがとうございました。

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