2020年11月 ピーク登山コース(オボコンベ山・桐ノ目山)
11月のピーク登山コースは、
宮城県の秋保エリア/ 二口山塊のオボコンベ山と桐ノ目山の縦走でした。
オボコンベ山はマンモス岩などが有名な風化した奇岩の山で、
少しスリリングな箇所もありますが、独特の景観が楽しめる里山です。
林道から簡単な渡渉を経て、桐の目山の登山道へアプローチ。
今回のルートは、尾根歩き以外のほとんどが谷地形を歩きます。
したがって、概ね「歩きにくい」足元です💧
ようやく谷地形を脱したと思ったら、今度は落ち葉+雨上がり粘土の急登!
思わぬところで苦労しましたね、、、
ようやく稜線まで這い上がると、目標の山々が見えました。
(右が桐ノ目山、中央がオボコンベ山)
ピンボケですが、、、ヤマツツジが狂い咲きしていました。
全体的に風化した岩山、稜線も所々 痩せ尾根になっているので慎重に進みます。
急登を登り切って、桐ノ目山(711 m)に登頂!
覚えやすい標高ですね。
桐ノ目山からの急な下りを転ばないように下り切って鞍部の広場に出ると、、、
沢山の熊棚ができていました!
登ったり下りたりした時の爪跡もくっきりです、、、
そんな熊さん広場でランチタイム🍙
パラパラと降ってきた小雨を上手にしのぐサバイバー笑
熊さん広場からしばし登り返すと、いよいよオボコンベ山が目前に現れました。
オボコンベの名物「マンモス岩」
山頂までの最後の登りが最難関!
痩せ尾根、浮石の急登です。
間隔を開けて慎重に登りきました。
オボコンベ山に登頂🎵
下りはロープを設置して安全に下りました。
変わりやすい天気でしたが、虹も見れてこれはこれで○
下山ルートも谷地形。
沢の右岸・左岸を行ったり来たり。
おまけに最後は渡渉。
お天気と地形の変化に富んだ面白い山歩きでした。
参加の皆様、お疲れ様でした。
登山ガイド 五十嵐 潤