2020年3月 テーマ登山コース(20200331 七ツ森 後編)

2019年度、最後の日は前回に引き続き宮城県大和町の七ツ森へ。

COVID-19 感染拡大のこんな状況ですので、、、

実習の実施判断は 最新の行政判断をもとに慎重に行っております。

さらに今回の実習は現地集合型で実施しました。

さて、前回(2020年3月 テーマ登山コース/ 七ツ森 前編)の残りの4座、

蜂倉山、大倉山。撫倉山、そして、松倉山を縦走しました!

今回は、文句なしの快晴🌞

七ツ森の山容も綺麗に見えていますね。

鎌倉山の登山口脇から、蜂倉山へ向けてスタート

前回から10日ほど、お花は確実に見頃を迎えていましたよ〜

ツルアリドオシ

通称「ジジババ」こと、シュンラン

カタクリも満開!

見事に花弁がそり返ってますね〜

アズマイチゲ(白)

キクザキイチゲ(青紫)

「春の妖精」が勢揃いですね!

そして、遂に、

ニリンソウも咲きました⭐️

例年より一週間以上、開花が早いです〜

アプローチでたくさんの春のお花を楽しんでから、蜂倉山の登りへ。

蜂倉山の北斜面は岩と根っこの急登でちょいと大変ですが、、、

イワウチワの群落がとても綺麗なんですよね〜

ちょいちょい足を止めてイワウチワを愛でながら

(必死に呼吸を整えながら笑)

本日1座目の「蜂倉山」登頂で〜す。

見た目以上にハードなのが 七ツ森の特徴なのです、、、

登りが急ならば、当然、下りも急ですね。

しかも足元が「ザレザレ」でとってもスリッピー!

ここは設置された綱を有難く使わせていただきます。

そんな急坂でも余裕が出てくるとお花にも気づけるように♩

タチツボスミレや、

エイザンスミレなど、スミレの仲間もたくさん咲いていましたね。

ヤマネコノメソウもちょっと地味ですが、

カワイイ春のお花の仲間です🎶

ちなみに、ネコノメソウとは、対生(ネコ)/互生(ヤマ)の違いで区別できますよ。

春の快晴、陽気に誘われて、

ホントにたくさんの花が顔を出してきましたね。

大倉山へ向かう途中には、

ヒトリシズカ

私には、今シーズンの初物でした。

花ではないですが、ヤブレガサも出ていました。

大倉山と撫倉山のコルで休憩をとった後、

大倉山へはピストン登山で。

相変わらずの急登をパスして、

2座目の「大倉山」登頂!

山頂付近にもイワウチワの群落があって、素晴らしい山でした。

一度、コルまで戻って、

さぁ、ここからが今日の本番です!!

(ここまでも十分、急でしたけど、、、)

撫倉山の急登!

交錯するフィックスロープを跨いで潜って、まぁ大変💦

ちょっとしたハシゴも出てきます。

それでも、ベテランはもちろん、

今年度から登山を始めた方々の成長には目を見張るものがありますね!

昨春と比べると、ご自身でも信じられないくらいの「登山力」が付いていますよ〜

「継続は力なり」とは、ホントですね💪

本日一番のピークにたどり着いて笑顔がこぼれましたね。

3座目の「撫倉山」に登頂!

(ここだけ集合写真を撮り忘れたという、、、スイマセン)

残りの1座も無事に登頂!

4座目、「松倉山」

前回に引き続き参加した方は、七薬師掛けの達成、おめでとうございます🎊

2回に分けてもきっと、1年間の無病息災ご利益がありますよ〜

最後に、悪名高き松倉山からの真っ直ぐな下りをなんとか下って、

しみじみと、来た道を振り替える図。

いやぁ、やはり頑張った分だけ 達成感がありますよね〜

台風で崩れた沢をパスして無事に終了♬

春の妖精と急登を楽しめた素晴らしい一日でしたね。

ご参加の皆様、お疲れ様でした!

(集合写真はこちら →  蜂倉山大倉山撫倉山松倉山

登山ガイド 五十嵐 潤

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