2019年11月テーマ登山コース(20191119 矢大臣山)
11月のテーマ登山コースは、小野・田村エリアの矢大臣山にて、
「山でお茶会をしよう!」の巻。
(お茶会の様子は後ほど〜)
冬型の気圧配置で風が強かったですが、阿武隈高地エリアは快晴!
今回は、川羽内登山口から入山しました。
台風19合の影響か、入り口付近はちょっと崩落も問題無し。
登り始めは、シジュウカラの声を聴きながら 暗めの植林帯を。
ひと登りすると、早速、矢大臣山の山頂が見えてきました。
割と標高差がある里山ですね。
紅葉はもう終盤、浜通りに近いエリアでも里にまで下りて来ています。
綺麗な紅葉の森を歩くの気持ちが良いですね!
しばらく登って行くと、大きなブナの木が3本、
突然、現れます。
里山にはありそうも無い立派なブナの木でしたが、
かつて、この一帯はもともとブナの原生林だったそうです。
大正時代に磐越東線が開通すると、炭の原料として伐採されたとのこと。
その生き残りだったのですね〜
、、、と感心するのも束の間、
歴史よりシャインマスカット✨
ホントイツモアリガトウゴザイマス❤️
緑の宝石でリフレッシュして、またしばらく登ると、
ウバユリの実を見つけました〜
実の中には羽付きの種がコレデモカッ!ってほどギッシリ👀
数百枚の種が、強い風で勢いよく飛んで行きました✈️
さらに、木の上にラグビーボール状の巣も発見!
リスのお家でしょうかね?
そんな色々な発見をしながら進んでいると、
山頂もだいぶ近づいて来ました。
さらに、しばらく登って、急な階段をパスすると大きな花崗岩が。
長持岩という大岩です。
その昔、
ある村人が持って登って来た長持(二人で担いで運ぶ箱状の入れ物、花嫁行列などで使われていた)が、
一番鶏の鳴き声によってたちまちこの岩に変わってしまった、という伝説があるそうな。
森のここだけ、突然転がっている花崗岩の大岩だけに、こんな伝説も納得?しちゃいますね。
ワイワイとお喋りしながらだとあっという間でしたね、
山頂の展望台に到着です!!
展望台からは蓬田岳や宇津峰山、遠くは那須連山の方まで望めました〜
山頂展望台付近は流石に風が強かったので、風の当たらない場所に移動して、、、
今回のメインイベント、「お茶会」の始まり始まり〜♪
当教室には、「ホンモノのお茶の先生」がいらっしゃいますので、
先生にご指導いただきながら、みんなでお茶を点てました!
シャカシャカシャカシャカシャカ♬
シャカシャカシャカシャカ🎶
美味しい干菓子と一緒に、いただきま〜す🍵
「結構なお手前で〜」笑
初体験の「野点」、なかなか趣があって楽しかったですね🌟
貴重な体験が出来ました!ONO先生に感謝!!
蛇足ですが、ガイド特製の「ぜんざい」も楽しんでいただきました〜
ゆっくりとお茶会を楽しんだ後は、恒例の集合写真を!
掛け声は勿論、、、
「結構なお手前で!!」
(集合写真1)
(集合写真2)
ご参加の皆さま、お疲れ様でした!
登山ガイド 五十嵐 潤