2024年05月ピーク登山コース(那須朝日岳〜赤面山 縦走)

2024年05月のピーク登山コースは、那須連山の朝日岳から赤面山の縦走に出かけました。

日曜の朝、すでに満車状態の峠の茶屋駐車場を出発。

谷沿いの森に入ると、オオルリの美しい囀りが心地よい登り始めでした。

初夏のお花も出揃いつつありましたね。


森を抜けると、この日はじめに向かう朝日岳が見えてきました。

那須連山きっての岩峰・朝日岳。手前の東南稜のギザギザ尾根もカッコ良いですね〜

朝日岳を横目に粛々と登り、1時間ほどで峰の茶屋避難小屋に到着です。

強風のメッカですが、この日は割と穏やかで良かった!


剣ヶ峰をトラバースして核心部へ向かいます。

広いリッジ状の岩場は登りやすく整備されていて、難なくパス。

風化した火山岩の奇岩の間を縫うように登っていきます。

今回のルートの核心部はこちら

岩場終盤のちょっとしたトラバース区間を慎重に通過しました。


岩場を通過して鞍部に上がれば、朝日岳はもうすぐ目の前です👍

朝日岳に登頂!!


朝日岳が終わればあとは楽しい快適な稜線歩きです✨

1,900 m峰を過ぎたあたりで振り返ると、、、

先ほど登った朝日の山頂がよく見えました。

見る方角によって全く違った表情を見せるピークですね。


清水平と三本槍岳の分岐を過ぎたあたりから山は貸切状態。

Mt. JEANS 閉業の影響で、登山道の人流がすっかり変わってしまったようですね。


赤面山分岐から先の登山道は雪解け直後の様子で少し荒れていましたが、、、

無事に全員登頂!!

下山は長い長ーい那須甲子方面へ💦

夏に向けたトレーニング山行も兼ねたピーク登山コース、お疲れ様でした!!

登山ガイド&気象予報士 五十嵐 潤

2024年05月ピーク登山コース(那須朝日岳〜赤面山 縦走)” に対して1件のコメントがあります。

  1. トシ2024 より:

     那須朝日岳では火山による崩壊地形を確認しました。その崩壊で生き残った稜線を歩き、登山ができる恩恵も自然の素晴らしさであることを体感できる登山道でした。那須連峰は、山体崩壊や岩屑なだれ堆積物が多く広く分布しています。三本槍岳火山の崩壊地形を埋めて朝日岳火山活動が成長。火山活動が最低3回あったことが周辺の地形からうかがえました。赤面山分岐からの下り坂、西側の火口壁は迫力を感じました。さらに長い下り登山道、かなり膝に堪えました。途中ピークが二つあったので、景観を楽しみました。

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