2023年10月テーマ登山コース(鳴子オルレ)
2023年10月のテーマ登山コースは、宮城県の鳴子温泉へ。
宮城オルレの鳴子峡コースを歩きました。
昨年度の忘年登山で好評だった宮城オルレ(奥松島コース&唐桑半島コース)。
今回は紅葉の時期ということで、鳴子峡コースをチョイス。
と言っても、紅葉シーズンは激混みなので、
例年のピーク時期を外した日程設定で計画してましたが、如何に、、、
鳴子温泉駅のカンセくんと記念撮影してから出発です!
今回は、鳴子温泉駅から鳴子峡へと向かう 逆向き「赤ルート」で。
チェックアウト時間前の温泉街は何処となく静かで、お散歩にはモッテコイでしたね〜
まず最初に参る温泉神社の御神湯「滝の湯」は、なんと千年の歴史があるそうな、、、
ありがたいお湯に浸かりたい気持ちを抑えつつ、先へ進みます。
鳴子温泉発祥の地にご挨拶を。
ここまでは完全に「ただの観光」ですね 笑
しばらく鳴子温泉街観光をお楽しみいただきまして?
# 温泉街 # こけし工房 # 巨大こけし # マンホール蓋もこけし
流石に歩き始めだったので、名物の「栗団子」は見学のみのスルーでしたね 笑
(帰りにあ・ら・伊達な道の駅に寄りま〜す)
温泉街を抜けて国道を横断すると、
いよいよ、というよりか、ようやくトレイル感が出てきます。
# 自然解説、テキな # ウバユリの種がビッシリ # ヤギさんもいます
里山ならではの自然を楽しみながら、
「コレぞ、オルレ!!」的なルート(ここ,人ん家じゃね?みたいな小道)を進んでいきます。
鳴子オルレ見所の一つ、「尿前の関」
# 尿前の関 跡 # 芭蕉先生 像
尿前の関は鳴子から最上へと抜ける国境の関所で、
松尾芭蕉も弟子とともに、3日間も厳しい取り調べを受けたとか、、、
「蚤虱(ノミシラミ) 馬の尿する 枕もと」
こんな詩を読むくらい酷かったんですねーーーーー
# 小深沢への下り # 春はカタクリが綺麗な登り # 巨大なアケビ # 紅葉と青空がベストマッチ
ようやく「登山教室の実習」に相応しい雰囲気になってきましたね 笑
わざわざ混雑している観光地には行くことも無いのでピーク時期を外しつもりが、
まさかのドンピシャ。
スーパーエルニーニョ&インド洋の正ダイポール、日本の気候をかき乱しまくりです。
ということでゴールの鳴子峡も、まさかの激混み、、、いや、超激混み。
とりあえず、ゴールのカンセくんと記念撮影📸
人混みを掻き分けて、少しでも人のいない回顧橋へ下って景色を堪能しました💦
# 回顧橋への下り # 鳴子大橋 # 岩と紅葉、鉄板コラボ
流石の紅葉の名所ですね〜〜〜🌟
紅葉と人気観光地をひとしきり楽しんだ後は、中山平温泉の超アルカリ美人の湯♨️に浸かって帰福。
「登山」ではなかったような気がしますが、最高の紅葉歩きを楽しめた回でしたね♪
ご参加の皆さま、お疲れ様でした!!
登山ガイド&気象予報士 五十嵐 潤
宮城県 鳴子オルレと温泉
秋の紅葉シーズン、トレッキングと温泉を楽しんできました。大谷川沿いの風土・文化・歴史等巡りながらトレッキング、紅葉真っ盛りの中、いろいろな発見・感動!の一日でした。特に温泉好きの私にとって鳴子温泉郷は泉質の聖地です。
承和4年(837年)鳴子火山の大爆発によって生まれたのが鳴子温泉郷。日本が有する10種類の泉質のうち7種類も湧出している希少な温泉地です。中山平温泉は硫黄泉と炭酸水素塩泉の泉質でメタケイ酸が何と490mgと全国トップクラス。ちなみに福島県で最高値を誇る早戸温泉つるの湯で220mg。メタケイ酸は肌によく保湿効果が高いとされていますが、まとわりつくトロミ実感できました。約10km歩いた後の温泉なので大変癒されました。