2023年2月テーマ登山コース(雪の日山)
2月のテーマ登山コースは、雪の日山(天王山)に登りました。
今厳冬期最後の冬型気圧配置に当たり、登山口から吹雪のスタート。
「雪の日山」にふさわしい登山になりそうですね💧
まぁ、阿武隈山系は西高東低は晴れるはず!と張りきって登り始めました。
足元は雪というよりも氷、、、
初めから軽アイゼン装備で登ります。
30分ほどすぎると、やはり段々と晴れてきました⭐️
# ヤドリギ # ヤドリキの実が残る食痕
日山はヤドリキが多く、雪面にはネバネバなヤドリキの実が残る食痕がたくさん見られました。
# 糞がぶら下がって# 幹にくっつき寄生開始
今まさに寄生しそうな鳥糞ヤドリキも発見!
自然って面白いですね〜
# ツチグリ # ホウの実 # イノシシの足跡
そのほか、ツチグリやホウの実、イノシシの足跡も多数。
豊かな里山ですよね。
# 日の当たる尾根は春 # スミレも芽吹き始めました
ずーっと雪山かと思いきや、日の当たる南向きの尾根は全く雪が無くっ!!
落ち葉の下にはスミレの葉が芽吹き出し始めていました。
# 再びの雪山へ # デカイ巣(リス?) # 小さい巣(メジロ)
再び雪山に戻ると、いくつか動物の巣を発見!
大きいのはリス?
小さいのはメジロの巣のようでした。
葉がついていない冬季の山ならではの発見ですよね〜
# 冬と春の交差する登山道を登って # 日山神社の鳥居
日山山頂に到着〜🎉
物見櫓の前で記念撮影です📸
# 眺望はまずまず # かつては富士見の北限
北西の風が強かったので、展望台のかげでランチタイムをとってから下山しました〜
# 山頂北側は帰還困難区域 # イノシシパラダイス
ときに、日山は帰還困難区域との境界の山。
山頂すぐ裏手の登山道には「立入禁止」のバリケードが設置してありました。
そして、山頂付近にはたくさんのイノシシの痕跡が。
帰還困難区域で増え続けているイノシシたちが散歩しているのでしょう。
原発事故から13年目の福島の現実が垣間見えた登山になりました、、、
ご参加の皆さま、ありがとうございました!!
登山ガイド/ 気象予報士 五十嵐 潤