2022年05月 ピーク登山コース(博士山)
5月のピーク登山コースは会津の名峰、博士山へ!
素晴らしい五月晴れに恵まれた日曜の朝、道海泣き登山口から登山スタートです♪
終盤のチャルメルソウを見ながら尾根の取付きへ。
博士山は言わずと知れた急登の山。
ハシゴとトラロープ、根っこの階段が延々と続きます。
急登な分、標高はあっという間に上がって、遠くの残雪の飯豊山が綺麗でしたね✨
# イワナシはすでに実 # イワカガミは見ごろ
お花に目もくれず?
一生懸命登りましたね 笑
# もうすぐ稜線に! # 急登終わりの分岐点
関東北部ではフェーンのため猛暑日予報の暑い週末、
会津も昇温しましたが、風が強めで助かりました💦
稜線からはご褒美的な絶景!!
会津盆地の奥に宝の山こと会津磐梯山⛰
こういう景色が観れるのであれば、頑張った甲斐がありますよね〜
雪に削られて切れ落ちた箇所も多々ありますが、綺麗な森林の尾根を進みます。
# セリバオウレンの実 # ツバメオモト # エゾハルゼミの脱け殻
ついに山頂が見えてきました!
山頂で記念撮影📸
今更ですが、今回は長谷川ガイドにサポートいただきました♪
博士山だけに「ヒロシ」がセンターポジション笑
下山中に一輪だけ見つけた 珍しげなお花は、「イチヨウラン(一葉蘭)」でした〜
最近はずっと「たまたま」お天気に恵まれている登山教室、
博士山も暑くて大変でしたが頑張って登れてよかったですね!
ご参加の皆様、お疲れ様でした!
登山ガイド/ 気象予報士 五十嵐 潤
博士山は、険峻な尾根沿いに樹齢数百年のブナやクロベの大木が多く群在しており、生命の雄大さに感激した登山となりました。また、しゃくなげ洞門付近で博士山噴出の流紋岩が板状節理を呈している状況を見ました。
個人的には「博士山」の起源や伊佐須美神社との関連性に興味があり、歴史的な視点での登山でした。二か所の歴史的な地名があり「社峰」「近洞寺跡」。「博士山」の名前は江戸時代文化年間「新編会津風土記」に記載有。それ以前に使われ、近洞寺の創建者あたりが律令制の官命から命名したのではないかと想像します。伊佐須美神社のあった場所としては「社峰」の広さから二間四方の小さな社ではないかと想像・想像・・・・?
また、晴天に恵まれ長谷川氏の助っ人もあり安全で楽しい登山となりました。さらに山頂付近で「コシアブラ論争」が勃発!登山の奥深さを痛感しました。