2019年9月トレッキングコース(20190917 束松峠)
9月のトレッキングコースは旧越後街道の束松峠を歩きました。
今回は軽沢宿〜天屋・本名宿まで、1611年〜昭和20年頃まで使われていた区間です。
まだまだ初秋とあって、旧街道入り口付近は藪に覆われていました。
ススキに覆われた踏み跡を進みます。
藪です。
あっという間に前の人が見えなくなります笑
束松峠までの2/3くらいが藪漕ぎでしたが、
藪の中にもお花が咲いていましたよ♫
ツリフネソウ
いっぱい咲いていました!
秋らしく、キノコも
タマゴタケ
まあまあな藪漕ぎを頑張って、束松峠に到着〜!
昭和30年くらいまではここに2件の茶屋があって、
焼き鳥やあんこ餅が名物だったようですね。
束松峠から先はとっても歩きやすい道でした。
途中、明治中期に手掘りで開通させた束松洞門に寄り道。
崩落が進んでいて中には入れませんが、先人の偉大さを感じられる立派なトンネルでした。
歩きやすい旧街道を尾根伝いに進んでいくと一里塚に到着です。
男塚と女塚がセットで残っているのは、今では珍しいですね。
塚周辺の木陰でゆっくりとランチタイムを取った後は下山がてら、
唯一現存する「束松」である曾孫束松を見に行きました。
一本の松が丈夫で幾つにも枝分かれするのが特徴の束松。
まるで細い松を束ねたように見えるために名付けられたそうですね。
(集合写真はこちら → 集合写真1、集合写真2、集合写真3)
天屋宿まで下りると、稲刈り前の田んぼがとっても綺麗でしたね!
ご参加の皆様、お疲れ様でした!
登山ガイド 五十嵐 潤